「療育に通い始めたら、意外と出費がかさんできた…」
「診察は無料って聞いたのに、交通費でお財布がつらい」
発達が気になる子どもと暮らしていると、ちょっとずつ積み重なる支出が出てきますよね。
でも実は、子育て家庭が使える医療費助成や交通費支援制度が意外とあるんです。
今回は、わが家が実際に使った/調べてよかった支援制度を、やさしく整理してご紹介します。
こんな方におすすめ
- 発達相談や療育に通っていて、お金の負担を感じている
- 医療費助成っていつまで?交通費って自腹?と疑問がある
- 「もらえる支援があるなら知っておきたい」と思っている
医療費が助成されるって本当?基本制度をチェック
乳幼児医療費助成(子ども医療証)
- 多くの自治体で、未就学児〜中学生まで医療費が無料または一部負担
- 病院・薬局で「子ども医療証」を提示するだけでOK
- 発達外来・小児神経科・通院先でも適用されることが多い
※所得制限がある地域もあるので、市区町村の公式HPで確認を!
発達検査・療育関係も対象になる?
- 通院先が「医療機関」であれば、助成が使えるケースが多い
- WISC・田中ビネーなどの発達検査も医療機関での実施なら保険適用に
- 自費診療や民間療育では適用外になることも
交通費の支援って、どこまであるの?
通院にかかる交通費が負担すぎる…
わが家の実感として、療育や専門外来に通う頻度が増えると、交通費がかなり痛手に。
- 電車・バス・自家用車(ガソリン代・駐車場代)
- 片道30分以上×週2~3回 → 地味に月数千円レベル…
使えた制度(自治体による)
1. 通院交通費助成(一部自治体)
- 医療機関への通院が「継続的」かつ「遠距離」の場合に支給対象
- 月あたり〇〇円まで・〇回分までなど、条件付きあり
2. 精神障害者保健福祉手帳・療育手帳の提示による割引
- 公共交通(バス・電車)→ 手帳+本人確認書類で割引対象に
- 同伴者1名分も割引になる地域もあり
療育通所にかかる交通費は?
児童発達支援・放課後等デイサービスの送迎は事業所が負担(原則無料)ですが、
- 「送迎対象外」地域に住んでいる
- 自分で送迎している家庭
では、送迎コストが家庭負担になることも。
→ 交通費助成がないか、自治体に問い合わせがおすすめ!
医療費・交通費に加えて使える控除制度
医療費控除(年間10万円以上で申告可)
- 家族全体の医療費が10万円を超えたら、確定申告で医療費控除の対象に
- 通院交通費(電車・バス)も対象になる
※マイカー通院のガソリン代は対象外
保険や手当も併用して、負担を軽くできることも
療育・通院が続くと、制度だけではまかなえない支出も出てきます。
わが家では、
- 医療保障付きの学資保険
- 障害が残った場合にも備えられるプラン
を、保険ガーデンプレミア(保険見直しラボ)で相談して備えました。
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まとめ|「知らなかった」だけで損をしないために
- 医療費助成や交通費支援は、家庭の負担をグッと軽くしてくれる制度
- 地域差があるからこそ、「うちの自治体ではどうか」を早めに確認
- 制度+保険+控除を組み合わせれば、できる備えがきっと見えてくる
「なんか不安だな…」と思ったら、まずは知ること・聞くことからはじめてみませんか。
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