
こんな方におすすめです
- 子育てが始まってから、自分の体を気にかける余裕がない
- 抱っこや家事だけで毎日クタクタ
- スマホで“産後ダイエット”を検索するけど、やる気が出ない
- 子どもと笑って過ごしたいのに、余裕が持てない
はじめに|子どもと笑いたいのに、心にも体にも余裕がない
出産後、毎日が育児と家事の繰り返し。
寝かしつけた後にようやくひと息…のはずが、ふと鏡を見て落ち込む。
- 「こんなに疲れてるのに、なんで痩せないんだろう」
- 「運動しなきゃって思うけど、そんな時間ないし…」
- 「体も重いし、やる気も出ない」
そんな風に、自分を責めてしまうママって、本当に多いです。
でも、声を大にして言いたいのは…
“ちゃんとやらなくても、体は変わります。”
作業療法士が伝えたい|産後のママが疲れやすい本当の理由
作業療法士として多くのママたちと関わってきました。
そして自分の妻の姿を見て、実感しました。
産後ママの疲れやすさって、単に筋力が落ちたとか、寝不足だけじゃないんです。
✔ 体の重心が変わって、うまく力が入らない
✔ 常に前かがみで、胸まわりが縮こまっている
✔ 片手抱っこや片足立ちで、バランスを崩しやすい
つまり、「体の使い方そのものが、しんどさの原因になっている」ということ。
なぜ“ながらトレ”が効くのか?|忙しいママこそ「動きの質」で整える
「運動する時間がない」なら、
日常の動きそのものを“体のリハビリ”に変える発想が必要です。
子どもと一緒にできる!3つの“ながらトレ”解説
【1】しゃがみながら片足立ちトレ → 骨盤とバランス感覚を整える“隠れリハビリ”
産後は骨盤まわりの筋肉バランスが乱れやすく、両足で支えているつもりでも片側だけに体重がかかっていることが多いです。
片足重心を意識してしゃがむことで、「骨盤をまっすぐ支える」ための筋肉(中臀筋や腸腰筋)が自然に使われます。
これはまさに、リハビリ現場でも使われる“姿勢再教育”の基本動作。
おもちゃを拾うたびに自然と骨盤が整う——そんな育児中ならではの“ながらリハ”です。
【2】スクワット風抱っこ → 腰痛・反り腰対策になる“抱っこルーティン”
多くの産後ママは「反り腰」になりやすく、腰を反って子どもを持ち上げてしまい、腰椎や骨盤底筋に負担をかけています。
スクワット動作で持ち上げることで、大きな筋肉(大腿四頭筋・大臀筋)を使って負担を分散できます。
ポイントは「1日5回だけでOK」と決めておくこと。朝の抱っこ、昼寝から起きた時など“決まったタイミング”で取り入れることで、腰痛予防の土台にもなります。
【3】一緒にゴロゴロ「感覚統合ストレッチ」 → 感覚を整え、心まで軽くなる“ごろ寝ケア”
赤ちゃんは感覚の統合(触覚・固有感覚・前庭覚)を寝返りで育てます。
実は大人も、同じ動きを通して“身体の中心を取り戻す”ことができるんです。
夜のゴロゴロ動作は副交感神経を刺激してリラックスを促すため、寝つきの悪さ・不安感・イライラの軽減にもつながります。
ストレッチというより、“自分をととのえる時間”と捉えてみてください。
たった3つでも、体と心に“変化”が起き始める
- 起き上がるのがラクになった
- 子どもと遊ぶとき、イライラしにくくなった
- 夕方になっても、ちょっと元気が残ってる
それが、「毎日3分のながらトレ」の効果です。
「でもやっぱり、続けられるか不安…」そんなあなたに
「ちゃんとやれる自信がない」「ひとりじゃやっぱりムリ」
そんな声も、たくさん聞いてきました。
だからこそ今は、オンラインで“ママのため”に設計されたサポートサービスが増えています。
- 子どもと一緒に参加できる
- 顔出し不要でもOK
- 気分が乗らないときは見てるだけでもOK
>子育て中でもOK!無理なく続けられる宅トレサポートを見る

まとめ|“できた日”を重ねるだけで、体も心も整っていく
運動って、意識高くなくてもいい。
「今日は3回だけやれた」「一緒に笑えた」
そんな1日の積み重ねが、あなたの体を、そして心を変えていきます。
育児があるから運動できないじゃなく、
育児があるからこそ、“動ける自分”を取り戻してほしい。
今のあなたの体に、やさしく寄り添う“ながらトレ”、ぜひ取り入れてみてくださいね。