
「療育に通うほどではないと言われた」
「でも、この子にとって今なにかできることはあるのかな…?」
発達が“グレーゾーン”の段階で、療育にも通っていないと、
どうしても「様子を見るしかない」という空気になりがちですよね。
でも実は、家庭の中でもできる“発達サポート”はたくさんあるんです。
今回は、作業療法士としての視点+パパとしての実体験をもとに、
家庭で気軽に始められる関わり方・環境づくりをご紹介します。
こんな方におすすめ
- 療育にはまだ通っていないけど、関わり方に悩んでいる
- 言葉・運動・落ち着きのなさなど、気になることが増えてきた
- 自宅でできるサポートを知りたいと思っている
発達を支えるのは“特別な療育”だけじゃない
発達は、遊び・生活・環境すべてが土台になります。
- イスにじっと座れない
- 言葉がなかなか出ない
- 手先が不器用、うまく描けない
- 集団に入るとパニックになる
こうした“気になる様子”には、家庭で整えられることもあるんです。
家庭でできる関わりのヒント
1. おしゃべりの土台づくり|「共感→まね」から始める
- 一方的に話しかけるより、「●●だったね」と共感語りかけが効果的
- 身近なこと・楽しかったことを一緒に振り返る言葉のシャワーに
- 指さし→うなずき→オウム返し…と“まね”のステップも大事
2. 体の発達を促すあそび|“全身で動く”を意識
- トンネルくぐり、布団山ジャンプ、クマさん歩きなどの感覚あそび
- バランス感覚や注意力、空間認識にもつながる
- わが家では【簡易トンネル】【すべり台】【感触マット】が大活躍
※道具がない場合は、布団やクッションでもOKです!
3. 落ち着きがないときは…“刺激を減らす空間”づくり
- テレビ・おもちゃ・音が多い空間は、刺激過多になりやすい
- 「こもれる空間」や「絵本だけの静かなスペース」も有効
- ひとりになれる小さな秘密基地=安心感につながります
知育・教材アイテムを選ぶときのポイント
- 「年齢より少し手前」のステップからスタートする
- 達成感が得られる難易度 → 自信がつき、言葉や行動の意欲UP
- 指先を使う+視覚的に分かりやすい教材が◎
不安を感じたら、早めに相談するのも“サポート”です
「家庭でできることをやってるけど、それで足りるのか不安」
そう思ったとき、わが家では保健師さんや地域の相談窓口に相談しました。
- 「まだ診断ではないけど心配です」と伝えてOK
- 市区町村の子育て支援課、発達支援センター、小児科など複数ルートあり
- 無料相談でも、「家庭でできる具体的な関わり方」を教えてもらえた
わが家は“家庭の中の安心”+“将来の備え”を整えました
支援制度や保険も、「今できる備え」として大きな支えになりました。
特に、将来の通院・教育費が不安だったので、
医療保障付きの学資保険を保険のプロに相談しました。
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まとめ|“待つだけじゃない”発達サポートのかたち
- 療育に通わなくても、家庭の中でできることはたくさんある
- 遊び・環境・言葉がけなど、生活の中に発達支援のヒントがある
- 迷ったら「相談する」ことも、大切な親としてのアクション
発達の歩みはその子のペース。
「親ができることを少しずつ」で、きっと大丈夫です。
▶ 家庭でできる発達サポート|シリーズ一覧
- 療育はまだ。でも家庭でできる“発達サポート”って?
- 家庭学習どうする?発達グレーの子に合った教材の選び方
- 言葉がゆっくりな子の“ことば育て”と家庭でできる工夫
- 放課後等デイサービス・児童発達支援の違いと選び方
- 発達検査って受けるべき?迷ったときの考え方
- 支援級?普通級?就学前に親が悩んだことと選び方
▶ このシリーズのまとめページはこちら → 家庭でできる発達サポート特集