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絵本で寝てくれた夜、涙が出そうになった|寝かしつけに本当に効いたおすすめ絵本5選と選び方

tamutamu

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子供を寝かしつけするママ

こんな方におすすめ

  • 寝かしつけに疲れて、心が折れそうなママ・パパ
  • 絵本がいいと聞くけれど、どれを選べばいいかわからない
  • 実体験+専門視点で、納得して選びたい方

寝てくれなかった夜|「もう無理…」とつぶやいた日

子どもが1歳を過ぎたころ、夜の寝かしつけがどんどん大変になってきました。

抱っこしても、トントンしても、なかなか寝ない。
疲れているのに寝てくれない子どもを前に、「なんで?」「どうして…」と、何度も心の中でつぶやいていました。

眠れずに泣く子を抱きしめながら、自分も泣きそうになった夜。

そんなある日、ふと手に取った絵本を読み聞かせてみたんです。
それがすべての始まりでした。


絵本で寝てくれた夜の奇跡

「おつきさまこんばんは」をゆっくり声に出して読むと、子どもがじっと絵を見つめていました。

そして数分後、まぶたが閉じていったんです。

あの時の静けさと、あたたかさ。
子どもの寝顔を見ながら、私は本気で泣きそうになりました。

「やっと…寝てくれた…」

この“成功体験”をきっかけに、わが家では寝かしつけに絵本を取り入れるようになりました。


寝かしつけ絵本の効果と選び方

絵本が寝かしつけに効果的な理由は、大きく3つあります。

1. 繰り返しが「予測」と「安心」を生む

  • 同じフレーズや展開が繰り返される絵本は、子どもにとって安心できるもの。
  • 毎晩同じ絵本を読むと「次はこうなる」が分かり、リラックスにつながります。

2. 親の声が“安全基地”になる

  • 静かな声で読んでもらうことで、副交感神経が刺激され、眠気が自然と出てきます。
  • 声のトーンやリズムが一定だと、安心感が高まります。

3. 絵本は「親子のつながり」を実感できる時間

  • 子どもにとっては「読んでもらう=見てもらっている」「関わってもらっている」こと。
  • 親のまなざしや声が“心の安定”を育ててくれます。

年齢別・子どもタイプ別|絵本の選び方早見表

対象年齢 / タイプ向いている絵本の特徴おすすめジャンル・例
0歳音やリズムが中心、繰り返しが多い擬音絵本、単語絵本(例:『じゃあじゃあびりびり』)
1歳絵と語感のテンポ感を楽しむ韻のある絵本、あいさつ系(例:『ごあいさつあそび』)
2歳ストーリーと感情をなぞる絵本一日を描いた絵本、おやすみストーリー(例:『おやすみなさい おつきさま』)
感覚が敏感な子優しいタッチ・音・配色リズム・色が穏やかな絵本(例:『もこ もこもこ』)
活発・多動傾向の子笑える絵本から静かな絵本へ切り替え『だるまさんが』→『おやすみ、ロジャー』などの静か系
こだわり強めの子毎回同じ展開が安心感につながる繰り返し型ストーリー(例:『おやすみ、ロジャー』)

本当に寝てくれた、おすすめ絵本5選【体験レビューつき】

寝かしつけに効いた…というより「子どもが自分から絵本を選んで持ってくるようになった」そんな実感があった絵本を紹介します。

1. おつきさまこんばんは(0〜2歳)

【寝てくれた日】読み始めて3分後、子どもがまぶたを閉じていった

  • シンプルな構成で、読む側も自然とゆっくりした口調になる
  • “夜の静けさ”が絵とリズムで表現されていて、読むたび部屋が穏やかになる
  • 「おつきさま、また明日ね」と小声でささやいた子どもの姿に涙

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2. ねんね(0〜1歳)

【寝てくれた日】泣き止まなかった日でも、この本の途中でスッと静かに

  • 「ねんね ねんね…」の繰り返しが、子どもの呼吸と一致して落ち着いていく
  • 読む大人の心も静かになっていく不思議なリズム
  • 眠くなくても読んであげると「抱っこ〜」と言って布団にきてくれるように

3. おやすみ、ロジャー(2歳〜)

【寝てくれた日】初めて読む時は親も手こずるが、2回目以降は効果を実感

  • 読む側にも手順が必要だが、声のトーン・間の取り方で子どもが徐々に眠くなる
  • 「あくびをしてね」「目がとろーんと…」と指示されると、子どもも一緒にマネを始める
  • 「本を開くだけで眠くなる」という子に変わっていった

4. だるまさんが(1歳〜)

【寝てくれた日】テンションが上がっても、満足したあとは自然と切り替えへ

  • 「だ・る・ま・さ・ん・が…」と読むだけで笑顔に
  • 笑ったあとに「じゃあ次はねんねの本だよ〜」と自然な導線に使える
  • パパとの寝かしつけに“入り口の1冊”として活用

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5. ノンタンおやすみなさい(1〜2歳)

【寝てくれた日】おやすみ前のルーティンがこの本でできあがった

  • 歯みがき、電気を消す、布団に入る…という流れがそのまま物語になっている
  • 子どもが自分の生活と重ねて「うちもやる〜!」と行動が変わった
  • 「寝る前に読むと、そのまま真似して寝る」という“習慣化”に効果大

読み聞かせ環境と寝かしつけルーティンの整え方

絵本だけで寝てくれるとは限りません。
“絵本+環境”がセットになると、寝かしつけの成功率は大きく変わります。

わが家で工夫した3つのポイント

  1. 照明は間接照明1灯のみ
    → 天井照明はすべて消し、足元のライトでほんのり明るく
  2. BGMはオルゴールや自然音を小さく流す
    → 無音が苦手な子には、一定の音があると安心します
  3. 読む前に「おふとんに入ってからね」と約束
    → 絵本=寝る前の合図、と習慣づけることでスムーズに布団へ

作業療法士パパの視点|なぜ絵本が寝かしつけに効くのか?

作業療法士として、発達や生活支援に関わる中で感じてきたのは、
“安心”と“予測”が子どもの脳をリラックスさせるということ。

専門的な3つの視点

  1. 声のトーンとリズムは、副交感神経を刺激する
    → ゆっくり、低く、一定に読む声は子どもの身体を落ち着かせる
  2. 同じストーリーを繰り返すことで、予測可能性が生まれる
    → 「次にどうなるか分かる」ことが子どもにとっての安心材料
  3. “読んでもらう”こと自体が、感覚統合の支援になる
    → 声・視覚・スキンシップが重なることで、子どもが安心できる土台に

実際に現場で、就寝前の絵本習慣が子どものパニック予防や不安軽減につながっているケースを多く見てきました。


よくある質問(Q&A)

Q. 絵本を読んでも寝ないときは?
→ 無理に最後まで読まず、途中で「続きは明日ね」と切り上げるのもOK。
大切なのは“寝る前のやりとり”そのものです。

Q. パパが読むと寝ないのですが…
→ 声のトーンやテンポを合わせてみてください。
慣れると「今日はパパがいい」と言ってくれることもあります。

Q. 絵本を途中でやめても効果ある?
→ あります。むしろ“眠くなったら自然に閉じる”という流れができると理想的です。

Q. 同じ本を読んでも飽きない?
→ 飽きるまでは繰り返しOK。「この絵本=安心」と感じる子も多いです。


まとめ|絵本で寝てくれたあの日の感動は、ずっと覚えている

子どもが寝てくれない夜、私たち親はとても孤独を感じます。
でも、絵本を読みながら「この子と一緒に落ち着いた時間を過ごせている」と思える瞬間が、親の心にも小さな光をともしてくれます。

今日の寝かしつけ、1冊だけでも読んでみてください。

もしかしたら、あなたの声が「安心のスイッチ」になるかもしれません。


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