はじめに
赤ちゃんのお世話で手一杯なのに、家の中は散らかっていて、洗濯物は山積み。毎日やるべきことが終わらず、「家事ができていない自分」を責めていませんか?
私もまさにそんな状態で、産後しばらくは「ご飯すら作れない日」が続きました。でもあるとき、「全部ちゃんとやろうとするのは無理なんだ」と気づいたんです。
この記事では、産後のしんどい時期に「やらない」と決めてラクになった家事リストをご紹介します。家事を手放すことは、決して“サボり”じゃありません。ママの心と体を守る、立派な選択肢なんです。
やらなくていいと決めたことで、心が軽くなった
産後すぐの私は、「家が片づいていない=ダメなママ」という思い込みにとらわれていました。でも現実は、赤ちゃんの授乳・オムツ替え・寝かしつけ…で1日が終わる毎日。自分の食事すらゆっくり取れない状態でした。
そんなとき、ふと先輩ママから言われた言葉が心に残りました。
「命を守るだけで、100点満点だよ。」
それ以来、私は“やるべきこと”ではなく、“やらなくても大丈夫なこと”に目を向けるようにしました。完璧じゃなくてもいい。ちゃんとしていなくてもいい。そう思えるだけで、心の重荷がふっと軽くなったんです。
わが家が「やらない」と決めた家事リスト
では、実際に私が「やめたこと」「手放したこと」をご紹介します。無理にすべてを取り入れなくてOK。読んでくださっているママの心がラクになるヒントになればうれしいです。
【掃除】毎日はやらない
・掃除機は2〜3日に一度(ルンバにお任せ)
・気になるところだけクイックルワイパー
・「見えない汚れ」は気にしない
赤ちゃんが寝ている間に掃除機をかけるのも気が引けたので、「今日掃除しなくても、赤ちゃんは元気」という考え方に切り替えました。
【洗濯】干すのをやめて乾燥機に頼る
・乾燥機付き洗濯機に全力で頼る
・たたまず、カゴにポイして使う方式
・アイロン不要の服を選ぶ
畳んで、しまって…という手間をなくすだけで、洗濯へのハードルが一気に下がりました。“たたむ”は気力がある日にだけ!
【料理】毎食つくるのをやめた
・宅配ミールキットや冷凍食品を活用
・おにぎり+味噌汁でOK
・朝昼はワンプレートで洗い物を減らす
料理はどうしても手間と時間がかかるので、「栄養バランス完璧じゃなくても大丈夫」と割り切りました。「食べてればそれでいい」という日があってもOKなんです。
家事代行や宅配サービスも“家族を守る選択肢”
「外部の力を借りるのは甘えじゃない?」と最初は思っていました。でも実際に利用してみると、心の余裕がぐっと増えたんです。
たとえば週に一度、家事代行さんに掃除をお願いしただけで、「自分で全部やらなきゃ」というプレッシャーから解放されました。
また、食材の宅配サービスやネットスーパーもフル活用。「買い物行けなかった…」と落ち込む日がなくなっただけで、精神的な安定感が全然違いました。
わが家が活用したアイテムやサービスについては
→ 家事が回らない…そんなときの時短アイテムまとめ
夫婦で“家事の優先順位”を話し合った
「やらない家事」を決めるうえで大切だったのは、夫と共有することでした。
お互い「これだけはやってほしい」「ここは適当でOK」と感じているポイントが違うことに気づき、話し合いの中で“我が家の基準”を作っていけたのは大きな前進でした。
自分ひとりで背負い込まず、「今しんどい」「これは無理そう」と素直に伝えることも、家族の関係性を保つために必要なことだったと感じています。
まとめ|家事を手放すことは「ラクする」じゃなく「守る」こと
産後、家事ができない自分を責める必要なんてありません。
命を守ること、育児をすることだけでも、ママは十分に頑張っています。
もし今、毎日が苦しくて心が疲れているなら、「やらない選択」をしてもいいんです。それは決して“手抜き”ではなく、“自分と家族を守るための大切な判断”。
少しでも心と体に余白ができるよう、あなたなりの「やらない家事リスト」を見つけてみてくださいね。
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