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発達障害かも?と言われたとき、“障害者手帳”は必要?取得の流れとメリット・注意点

tamutamu

作業療法士のパパと、しっかり者のママ。
夫婦で子育てに向き合いながら、
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「家族っていいな」と思えるような、
あたたかい場所をめざして運営中です。

「発達障害の可能性があります」
そう医師に言われたとき、私たちが次に気になったのが、
“障害者手帳って取った方がいいの?”ということでした。

  • 子どもの支援を受けるには必要なの?
  • どんなメリットがある?
  • 取ったことで将来に不利になったりしない?

今回は、障害者手帳(療育手帳・精神障害者保健福祉手帳)について、
取得の流れとわが家が調べて感じた“リアルな不安と判断基準”をまとめます。


こんな方におすすめ

  • 発達障害グレーと言われて、支援の選択肢を増やしたい方
  • 障害者手帳のメリット・デメリットを知ってから判断したい方
  • 就学・進学・将来への影響が気になって踏み出せない方

障害者手帳とは?どんな種類があるの?

1. 療育手帳(知的障害がある場合)

  • 発達検査などで「知的発達の遅れ」が見られると対象に
  • 等級(A・Bなど)によって支援内容が異なる
  • 各自治体の障害福祉課で申請

2. 精神障害者保健福祉手帳(ASD・ADHDなど)

  • 自閉症スペクトラム・ADHDなど、精神障害に分類される発達障害が対象
  • 初診から6ヶ月以上の経過が必要
  • 医師の診断書と所定の申請が必要(更新制)

手帳があると受けられる支援・サービス

金銭的支援

  • 公共交通機関の割引(バス・電車)
  • 医療費助成(自治体によって上乗せ支援も)
  • 障害者控除(所得税・住民税の控除対象)

福祉サービス

  • 放課後等デイサービス/児童発達支援の利用
  • 福祉手当・給付金(特別児童扶養手当など)
  • 進学時の配慮(高校・大学の支援室利用など)

将来的なメリット

  • 就労支援(就労移行支援・就労継続支援など)
  • 障害者雇用枠での就職支援
  • 地域生活支援(相談支援事業所など)

わが家が悩んだ「デメリット」の話

  • 将来の進学・就職に影響する? → → 「公的記録に残る」わけではない(進学時に申告するかは家庭判断)
  • 学校での配慮に影響する? → → 手帳がなくても「個別の教育支援計画」は作成可能

わが家は、「支援を受けるために必要かどうか」で判断しました。
不利になるかどうかよりも、今できることを増やすための選択肢として捉えました。


取得の流れ(例:療育手帳)

  1. 市区町村の障害福祉課に相談
  2. 指定医療機関での発達検査・診断書取得
  3. 申請書+診断書+顔写真などを提出
  4. 判定・認定 → 手帳交付(1〜2ヶ月程度)

※地域によって若干異なるので、「〇〇市 療育手帳 申請」で確認がおすすめ


迷ったら、まずは相談を

  • 医療機関(小児精神科・児童発達外来)
  • 相談支援事業所(市区町村が紹介)
  • 発達支援センター・子育て支援窓口

「取るかどうかは家庭次第」ですが、情報だけは早めに知っておくと安心です。


保険の見直しも、わが家ができた“もうひとつの備え”

子どもの将来に向けて、支援制度とあわせて「お金の備え」も見直しました。

わが家が活用したのは、保険ガーデンの無料相談。

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まとめ|“手帳を取るかどうか”は、家族の納得がいちばん大切

  • 障害者手帳は、支援を受けやすくなる「パスポート」的存在
  • デメリットも整理しながら、「必要かどうか」を家族で話すことが大切
  • 迷ったらまずは相談を。情報を知っておくだけで安心感が変わります

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  1. 療育はまだ。でも家庭でできる“発達サポート”って?
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  3. 言葉がゆっくりな子の“ことば育て”と家庭でできる工夫
  4. 放課後等デイサービス・児童発達支援の違いと選び方
  5. 発達検査って受けるべき?迷ったときの考え方
  6. 支援級?普通級?就学前に親が悩んだことと選び方

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