「何かあったときのために備えたいけど、実際いくらあれば安心なの?」
「保険と貯金、どのくらいのバランスで準備すればいいの?」
発達グレー育児では、将来の見通しが立てづらいからこそ“不安に備える力”が必要です。
この記事では、保険・積立・支援制度をふまえたリアルな家計シミュレーションを紹介します。
STEP1|発達グレー育児で必要になりがちな支出項目
項目 | 年間の目安 | コメント |
---|---|---|
医療・通院費 | 1万円〜3万円 | 助成対象外や通院頻度により変動 |
教材・発達支援グッズ | 1万円〜2万円 | 療育・自宅支援・家庭教材など |
通信教育・療育アプリ | 1万5千円〜3万円 | 月額1,000〜2,500円前後が多い |
保育・学童・放課後デイ | 3万円〜10万円 | 支援級・預かり保育など含む |
親の労働調整による減収 | 数万円〜プライスレス | シフト変更・退職など影響大 |
→ 年間で10万円〜20万円以上が、目に見えにくく出ていくことも。
STEP2|保険で備える金額の目安
子ども向け
- 医療保険:月1,000円台 × 年12,000円
- 通院給付型なら、月2〜3回の通院で元が取れる設計
親向け(死亡・就業不能)
- 掛け捨て型:月2,000〜3,000円程度で500万前後の死亡保障
- 子どもが自立するまでの「最低限の生活費×年数」を目安に
→ 家計に無理なく入れられる金額で“安心ライン”を設定。
STEP3|積立で備えるならどのくらい?
- 子ども名義で:月5,000円〜10,000円程度が一般的
- 教育資金+療育費の「自由に使えるお金」として確保
- NISA/口座分散など、目的ごとに分けて運用するのも◎
わが家のシミュレーション例(1人っ子・共働き)
項目 | 金額 |
---|---|
医療保険(通院保障つき) | 月1,100円 |
親の死亡保障(定期) | 月2,400円 |
子ども名義積立(教育+療育費) | 月6,000円 |
合計 | 月9,500円(年間約114,000円) |
→ 保険と積立を合わせて、「年間12万円程度で“安心の基盤”をつくる」ことができました。
それでも迷うときは、“わが家用の設計”を一緒にしてもらう
わが家が実際に活用したのは、「ほけんガーデン」。
- 現在の支出・家計状況を見ながら、「必要な備えだけ」にしぼって提案
- 発達のことも自然に話せて、営業なしで安心して進められた
- 保険+積立のバランスも一緒に考えてくれたのがありがたかったです
→
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まとめ|「いくら備えれば安心か」は、正解がなくていい
- 家庭によって必要な金額・備え方は違ってOK
- まずは“年間10万円分の安心”をどう持つか、から考えてみる
- 保険・積立・制度の3本柱で、わが家らしい安心をつくっていきましょう