こんな方におすすめです
- 小学校入学後、友達トラブルが増えてきた
- 子どもが「学校行きたくない」と言うようになった
- 先生から「少し心配です」と言われて戸惑っている
- 家庭でできるフォロー方法を知りたい
小学生になると目立つ、発達グレーの“ズレ”
小学生になると、集団行動や友達付き合いの中で、
発達グレーの子の「ちょっとしたズレ」が目立ってくることがあります。
領域 | よくある困りごと |
---|---|
コミュニケーション | 一方的に話す、空気が読めない、友達とズレが生まれる |
行動・マナー | 順番やルールを守れない、指示が通りにくい |
感情コントロール | すぐ怒る・泣く、トラブルが拡大しやすい |
「家ではいい子なのに、学校では困っている」理由
学校は、
- 大人数
- 臨機応変な対応が求められる
- 感覚刺激(音・におい・人混み)が多い
こうした環境に、発達グレーの子はエネルギーをすり減らしやすいのです。
家で大人しくしているのは、「学校で頑張って疲れ果てている」証拠かもしれません。
わが家のケース|「学校行きたくない」と言われたあの日
うちの子も、小学校2年生のとき、
- トラブルが続き
- 友達とケンカになり
- 「もう学校行きたくない」と言い出しました。
先生と連携し、
少人数クラス・加配対応・通級指導教室など、本人に合う環境を探しながら、
少しずつ学校生活がラクになっていきました。
家庭でできる友達トラブルへの対応
□ まずは「責めずに聴く」
- 「何があったの?」ではなく、「教えてくれてありがとう」
- 否定せず、安心して話せる雰囲気を作ることが最優先
□ トラブルを単純化しすぎない
- 子ども同士のケンカは、どちらか一方だけが悪いわけではないことも
- 「うちの子にもできる工夫」を一緒に考えていくスタンスを持つ
□ 必要に応じて学校と連携する
- 担任の先生だけでなく、特別支援コーディネーターやスクールカウンセラーとも話す
- 相談をためらわず、子どもに合った支援策を一緒に考えていくことが大切
支援級・通級指導教室という選択肢も
発達障害の診断がなくても、
- 通級指導教室(必要な支援だけを受けるスタイル)
- 加配の先生によるサポート
など、柔軟な支援制度を利用できる場合もあります。
「うちの子にはまだ早いかも…」と思わず、
必要に応じて選択肢を広げる勇気も持ってください。
まとめ|「学校で困る」は親子で乗り越えていい
学校での困りごとは、子どもが悪いからではありません。
その子なりの得意・苦手があり、周りとうまく噛み合わないことがあるだけです。
だからこそ、
- 子どもの「困っている」を受け止める
- 周りに支援を求める
- 小さな成功体験を一緒に喜ぶ
この積み重ねで、子どもは少しずつ「学校って悪くないかも」と思えるようになります。
焦らず、無理せず、子どものペースで。
年齢別に見る|発達グレーの特徴と関わり方まとめ
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