こんな方におすすめです
- 小学校に入ってから、友達関係がうまくいかないと感じている
- 子どもが「学校に行きたくない」と言い出して心配している
- 発達障害の診断はないが、集団の中でズレを感じている
- いじめの兆候に早く気づき、対応できるように備えたい
発達グレーの子は孤立しやすい
発達グレーの子は、
- 空気が読みにくい
- 一方的に話す
- こだわりが強い
といった特性から、悪気がなくても浮きやすく、からかわれる対象になりやすいことがあります。
支援制度が使えるほどの診断はない。
でも、孤立やいじめのリスクは確かにある——それが発達グレーの子たちが抱える現実です。
いじめの兆候は、子どもの小さな変化に現れる
兆候 | 例 |
---|---|
体の不調 | 朝になると頭痛・腹痛を訴える |
会話の変化 | 学校の話をしなくなる |
持ち物の異変 | 荷物が壊れている、なくすことが増える |
自己肯定感の低下 | 「どうせ僕なんて」「私なんかいらない」などの発言 |
子どもはうまく言葉にできないことも多いため、
行動・態度の変化に親が気づくことがとても大切です。
親ができる“3つの備え”
■ 1|「違和感」にフタをしない
「気のせいかな」と流さず、
違和感を覚えたら学校に相談する勇気を持ちましょう。
早期対応で、深刻化を防げる場合も多いです。
■ 2|子どもに安心感を伝え続ける
- 「話してくれてありがとう」
- 「何があってもあなたの味方だよ」
叱る前に、受け止める。
この積み重ねが、子どもの自己肯定感を守ります。
■ 3|支援制度の利用も検討する
診断がなくても、「加配」「通級指導教室」などを利用できるケースもあります。
学校の特別支援コーディネーターやスクールカウンセラーに相談してみましょう。
わが家のケース|「学校は大丈夫」と言われたけれど…
うちの子も、小学2年生のときに学校を嫌がるようになりました。
先生に相談すると「特に問題はないですよ」と言われたものの、
- 朝起きるとお腹が痛い
- 学校の話を一切しない
そんな変化に違和感を覚え、スクールカウンセラーにも相談。
子ども自身も言葉にできない不安を抱えていたことがわかりました。
まとめ|「おかしいな」と思ったら、動いていい
親の直感は、大事なサインです。
「まだ大丈夫かな」と迷ったときこそ、
早めに相談し、子どもを孤立させない行動を選んでください。
いじめは、子どもの未来に深い影響を与える問題です。
守れるのは、まずは一番近くにいる親の気づきと行動です。
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