こんな方におすすめです
- 中学・高校に進学した子どもの進路について不安がある
- 「高校進学できるの?」「卒業後はどうなるの?」と悩んでいる
- 学校生活のストレスやメンタル面の負担が心配
- 将来を見据えた支援や準備を知りたい
中学生・高校生になると変わる発達グレーの“困りごと”
小学生時代は目立たなかった子でも、思春期を迎えると
発達グレーの特性が本人にとって大きな生きづらさになることがあります。
領域 | よくある困りごと |
---|---|
学習面 | 理解力・処理スピードに差が出る、授業についていけない |
友人関係 | 距離感のズレ、孤立感、いじめリスク |
メンタル面 | 不登校、抑うつ、自己肯定感の低下 |
「本人なりに頑張っている」からこそ、見えにくい
発達グレーの子どもは、
- 周りに合わせようと必死に頑張る
- でもうまくいかず、内側にストレスをためてしまう
そのため、限界を超えて突然不登校や抑うつ状態になるケースも少なくありません。
わが家のケース|進路に悩んだ高校受験前
中学3年生になった頃、
- 学校生活に疲弊し
- 成績も不安定
- 「自分なんかダメだ」と自信を失っていました。
本人と何度も話し合い、
- 通信制高校も選択肢に入れる
- 無理に進学校を目指さない
- 自分に合うペースを大事にする
そんな方針に切り替えて、
子ども自身が「これならやってみよう」と思える道を一緒に探しました。
中高生の発達グレー対応で大事なポイント
□ 学校選びは「環境重視」で
- 少人数制
- 配慮が得意な学校
- 通信制・単位制高校など柔軟な選択肢も検討
「本人が安心して通えること」が最優先です。
□ 進路相談では「得意なこと」ベースで考える
- 苦手を克服させるより、得意を活かす道を探す
- 小さな成功体験を積める進路のほうが、将来の自己肯定感につながる
□ メンタル面のサポートを忘れない
- 学校のスクールカウンセラーを活用する
- 必要に応じて児童精神科・思春期外来を検討する
- 「学校だけがすべてじゃない」と伝えることも重要
将来に向けて知っておきたい支援制度
支援制度 | 内容 |
---|---|
通級指導教室(中学まで) | 必要に応じて一部支援を受ける |
特別支援学校 高等部 | 発達支援を重視した高等教育 |
通信制高校・サポート校 | 自分のペースで学習できる |
就労移行支援 | 高校卒業後、社会参加を支援する制度 |
まとめ|焦らなくていい。「その子に合った道」を一緒に探せばいい
進路に正解はありません。
大事なのは、「みんなと同じ道」ではなく、「その子に合う道」を見つけること。
親が焦らず、
子どもと一緒に悩み、考え、歩んでいけば大丈夫です。
年齢別に見る|発達グレーの特徴と関わり方まとめ
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