定年後にやってよかった生活設計|家計・住まい・備えの見直し方

tamutamu

作業療法士のパパと、しっかり者のママ。
夫婦で子育てに向き合いながら、
わが家の日常や役立つ育児のヒントを
ゆるっと発信しています。
「家族っていいな」と思えるような、
あたたかい場所をめざして運営中です。

はじめに

定年を迎えた祖父母や知人たちからよく聞くのは、
「早めに生活の見直しをしておいて本当に良かった」という言葉でした。

収入が年金中心になり、自由な時間が増える一方で、
支出や住まい、将来への備えをどう整えるかは大きな課題。

今回は、実際の体験談をもとに、定年後に見直してよかった生活設計のポイントをまとめます。


定年後の生活設計、こんな人におすすめです

  • これから定年を迎える方
  • 退職後の暮らしが不安な方
  • 老後資金や住まいについて考え始めたい方
  • セカンドライフを後悔なく楽しみたい方

家計の見直し|固定費削減で心にゆとりを

祖父が定年後にまず取り組んだのは、「家計の棚卸し」でした。
現役時代とは違い、収入が年金に限られるため、毎月の支出を減らすことが第一優先になったそうです。

実際に見直したポイントは、

  • スマホを格安プランに変更(通信費削減)
  • 新聞・雑誌など不要なサブスクの解約
  • 電気・ガス会社の料金プランを乗り換え
  • 保険の保障内容をスリム化(死亡保障の整理)

これにより、月3万円以上の固定費削減に成功。
「無駄を減らしただけで、心にも余裕ができた」と話していました。

家計見直しのコツ

  • 「今本当に使っている支出」だけを残す
  • 毎月引き落とされているものを一度すべて洗い出す
  • 小さな節約も積み重ねれば大きな安心に

住まいの見直し|今後の暮らしに合わせた選択を

祖母は、「この先何十年も住む家」を考え直しました。
体力が落ちる将来を見据え、

  • 2階への移動がない平屋にリフォーム
  • バリアフリー仕様(手すり設置、段差解消)
  • 庭の手入れが負担にならないよう縮小

といった工夫をしました。

また、知人夫婦のケースでは、子どもたちの独立後に
「駅近のコンパクトなマンション」へ住み替えた例もあります。
買い物や医療機関へのアクセスが良くなり、将来の負担を減らせたそうです。

住まい見直しのコツ

  • 「老後も快適に住めるか」を基準に考える
  • リフォームか住み替えか、将来の体力を見越して選ぶ
  • 車依存せず暮らせる立地を意識する

備えの見直し|医療・介護・万が一への準備

知人の話では、定年後に一番不安だったのは「健康と介護への備え」でした。
実際に見直した内容は、

  • 医療保険の保障内容を今の医療事情に合わせて整理
  • 死亡保障を葬儀費用レベルに絞る
  • 介護保険や認知症保険を必要に応じて検討

また、エンディングノートの作成も進めました。
自分の希望や大切な情報を書き残しておくことで、いざというとき家族の負担を減らすことができます。

エンディングノートとは?作り方と実際に書いてみた体験談はこちら

医療保険や死亡保障の整理については、別の記事でも詳しくまとめています。

定年後に見直すべき保険とは?老後資金を守る3つのポイントはこちら

備え見直しのコツ

  • 医療・介護・認知症リスクへの対応をバランスよく
  • 保険料は家計を圧迫しない範囲で
  • 家族と将来の希望を話し合っておく

まとめ|定年後は「守り」と「楽しみ」を両立する生活設計を

定年後に後悔しないためには、
家計・住まい・備えという「暮らしの土台」をしっかり整えることが大切です。

  • 固定費を減らして心にゆとりを持ち
  • 将来も暮らしやすい住まいを整え
  • 万が一への備えも早めに始める

こうした準備をしていた祖父母や知人たちは、
「年金だけでも思った以上に安心して暮らせる」と口をそろえて言っていました。

まだ現役のうちからでも、
小さな見直しの一歩を始めておくことで、未来は大きく変わるはずです。

あなたも、今できることから始めてみませんか?


関連記事

定年後の暮らし設計を考えるなら、こちらの記事も参考になります。


定年後シリーズまとめ

定年後の暮らし設計について、ほかにもさまざまな記事をまとめています。
興味のある方はこちらもぜひご覧ください。

定年後シリーズまとめ|後悔しないセカンドライフのために

定年後をもっと楽しく、もっと豊かに|特化記事まとめ

初めての方へ

当ブログでは、「子育て」「保険」「シニアライフ」など、
さまざまなライフステージに寄り添った情報を発信しています。

初めての方はこちら|わが家のブログにいて

これからも、リアルな体験に基づく情報をお届けしていきますので、
ぜひブックマークしてまた遊びに来てくださいね。


  • この記事を書いた人

tamutamu

作業療法士のパパと、しっかり者のママ。
夫婦で子育てに向き合いながら、
わが家の日常や役立つ育児のヒントを
ゆるっと発信しています。
「家族っていいな」と思えるような、
あたたかい場所をめざして運営中です。

-シニアライフ