はじめに|「もう保険には入れない」と思っていませんか?
発達の診断名がついたり、療育に通い始めたりすると、
「この子はもう保険に入れないかもしれない」と感じることもありますよね。
でも実は、診断後でも加入できる可能性がある保険は存在します。
この記事では、そんなときに知っておきたい
「無告知型」「引受基準緩和型」「共済タイプ」の3つの保険について、
特徴や違いをわかりやすく比較していきます。
保険ごとの詳しい解説はこちらでまとめています:
保険の種類と選び方まとめページ
医療保険のタイプ別比較|無告知型・緩和型・共済の違い
診断名や通院歴があると、医療保険の選択肢は限られることもあります。
そんなときに検討されやすいのが「無告知型保険」「緩和型保険」、そして「共済タイプ」の保障。
それぞれの違いを、加入条件や保障内容を中心に比較しました。
比較項目 | 無告知型保険 | 緩和型保険 | 共済タイプ |
---|---|---|---|
健康告知 | 不要 | 簡易的にあり | 商品ごとに異なる |
加入しやすさ | ◎(誰でも入りやすい) | ○(条件付きで加入可能) | △(団体や地域など条件による) |
保険料 | やや高め | やや高め | 割安なものもあり |
保障内容 | 最低限(入院中心) | 手術・入院などやや手厚い | シンプルな給付型が多い |
加入対象 | 幅広い(告知不要) | 持病・通院歴ありでもOKな場合あり | 地域・団体に限定されることも |
注意点 | 保障が限定的 | 審査に注意が必要 | 条件・給付範囲が不明確なこともある |
それぞれの保険をかんたんに紹介
無告知型保険
- 健康状態を一切問わず申し込める保険
- 診断名があるお子さんでも加入できる可能性が高い
- 保障はシンプルで、保険料はやや高め
引受基準緩和型保険
- 通常の保険よりも告知項目が少ない
- 診断名があっても「直近で入院・手術がなければOK」など、入りやすい設計
- 保険料は一般より高め。商品によっては通院保障なし
共済タイプ(都道府県共済・コープ共済など)
- 地域や団体が運営する共済制度(こども共済など)
- 加入条件や健康告知の有無が商品ごとに異なるため注意
- 月々の掛金が安い一方で、保障内容は限られていることも
状況別|おすすめの保険タイプ早見表
「うちの状況だと、どれを選べばいいの?」という方のために、
おすすめの保険タイプを目的別にまとめました。選ぶ際の参考にしてみてください。
状況 | おすすめの保険タイプ |
---|---|
診断名があり、審査に自信がない | 無告知型保険 |
なるべく保障内容も重視したい | 緩和型保険 |
とりあえず最低限の保障を安く備えたい | 共済タイプ(条件次第で加入可能) |
それぞれの保険タイプには、メリットや注意点があります。
詳しい違いや選び方のポイントは、この記事の下でくわしく解説しています。
「どれが自分に合うのか」を具体的に知りたい方は、ぜひ読み進めてみてください。
まとめ|“入れない”じゃなく、“選べる選択肢がある”
診断名があっても、あきらめる必要はありません。
保険には、「無告知型」「緩和型」「共済」のように、
入り口のハードルを下げてくれる商品も存在します。
「どれがわが家に合っているのか…」と迷う方は、
比較や相談ができるサービスを活用するのもひとつの手です。
▼どれが合うか不安な方へ|無料で比較・相談できます
・診断名・通院歴ありでも相談OK
・しつこい営業なし
あわせて読みたい:
保険の種類と選び方まとめページ
我が家が実際に相談して「保険ガーデン」を選んだ理由はこちら
→ 保険相談4社を比較してわかった、我が家の選び方