はじめに|診断名がついたら、もう保険に入れない?
「子どもに発達の診断名がついた」「療育に通っている」
そんな状況になったとき、「もう保険には入れないかも…」と不安になるご家庭も少なくありません。
でも、そんなときにこそ検討したいのが引受基準緩和型保険です。
この記事では、診断後に加入できる可能性のある「緩和型保険」の特徴や注意点をわかりやすく解説します。
無告知型や共済タイプとの比較も含めて保険を整理したい方はこちら:
保険の種類と選び方まとめ
引受基準緩和型保険とは?
通常の医療保険よりも加入審査のハードルが低く設定されている保険です。
特徴としては…
- 告知項目が少ない(「過去2年以内の入院歴」など簡易的なもの)
- 通常の医療保険に断られた人でも加入できる可能性がある
- 商品によって保障範囲・保険料に差がある
無告知型保険との違い
発達や既往歴があると「保険に入れないかも…」と不安になりますよね。
そんなとき検討されやすいのが「無告知型」「緩和型」と呼ばれる医療保険です。
以下の表で、その違いをまとめました。
無告知型と緩和型保険の違い比較
項目 | 無告知型 | 緩和型 |
---|---|---|
告知 | 不要 | 簡易的にあり(例:2〜3項目) |
保障内容 | シンプル(入院中心) | やや手厚い(入院+手術など) |
保険料 | 高め | やや高め |
加入しやすさ | ◎(告知なしで入りやすい) | ○(ただし告知内容次第) |
どちらを選ぶ?無告知型と緩和型の使い分けの目安
- 診断名がついていて、保険の審査が心配な方
→ 無告知型を検討。告知不要なので、審査に落ちるリスクがほぼありません。 - 症状が安定しており、簡単な告知ならクリアできそうな方
→ 緩和型を検討。保障内容がやや充実していて、保険料も少し抑えられます。
加入時の注意点
- どちらも「一定期間の免責(保障されない期間)」がある場合があります。
→ 加入直後の入院や手術が対象外になる可能性があるため、契約前に確認を。 - 保障内容が一般的な医療保険よりも限定的な場合があります。
→ 入院のみ対象で、通院や先進医療などが対象外のケースも。 - 保険料はやや割高になる傾向があります。
→ 特に無告知型は「誰でも入れる分」保険料が高めに設定されがちです。
我が家では、最初から“万が一に備える”というより、
「入れる今のうちに」「助成外の出費に」備えるという視点で選びました。
何を優先したいかで、選ぶ保険も変わってきます。
実際に検討する際のステップ
- 自分の子どもが現在、どの告知項目に該当しそうか確認する
- 緩和型商品の告知項目を比較する(2~3社程度)
- 迷う場合は、保険相談窓口で一括比較してもらう
まとめ|「うちはもう無理かも…」の前にできること
診断があるからといって、すべての保険をあきらめる必要はありません。
無告知型よりも保障が手厚い“緩和型”という選択肢を知っておくだけでも、心の安心感が変わってきます。
早めに検討しておくことで、備えの幅が広がります。
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