「やっぱり、診断名があるとダメなんですね…」
保険の申込みをしたあと、そう言われたときのショック。
わが家はまさに、その現実を突きつけられた家庭のひとつです。
この記事では、発達グレーの子どもが保険に入れなかった場合にできる“備え”を、我が家の体験をもとにご紹介します。
入れなかった理由|“断られる壁”は意外と早くやってくる
- ASDやADHDなどの診断名がある
- 療育通院歴や心理検査などの受診歴がある
- 申告(告知)内容により、加入不可になる商品が多い
とくに「医療保険」「学資保険」では、診断名がついた時点で断られるケースがあるのが現実です。
でも、あきらめる必要はありません。
保険には入れなくても、別の手段で“守る準備”をすることはできるからです。
保険の代わりにできる3つの備え方
① 自分で貯める|積立・貯金口座の活用
- 子ども名義の口座を作り、児童手当や祝い金などを積み立てる
- 積立NISAなども検討可能(親名義)
- 使い道を自由に決められる=療育・就労支援・自立資金などにも使える
② 制度でカバーする|公的支援のフル活用
- 自治体の医療費助成制度
- 障害児福祉手当や児童扶養手当(シングルの場合)
- 保険がなくても「使える制度はすべて使う」意識が◎
③ 親の保険を整える|親の万が一に備える
- 自分(親)の死亡・就業不能保険で子どもの生活基盤を守る
- 子どもに保険が難しいなら、“守る対象”を変える
わが家の選択|「積立+制度+親の保険」の3本柱
- 子ども名義で口座開設し、療育費・進路・将来の備えを毎月少しずつ
- 障害名がついた後も使える支援制度を最大限に活用
- 親自身の保険(死亡保障)を“残すための手段”として整備
→ 「保険に入れなかった」という事実に引っ張られすぎず、現実的な選択を積み上げることができました。
保険にこだわりすぎず、「安心の土台」を整える
- 保険は大事。でも、入れなかったから終わりじゃない
- “わが家に合った安心の形”は、家庭によって違っていい
- できることを、できる形で少しずつ整えていくことが未来につながる
それでも迷ったら、相談して選択肢を広げよう
「どこなら入れる?」「親の保障をどう整えるべき?」
そんなときは、中立な相談先で整理するのもおすすめです。
わが家が実際に使ったのは、ほけんガーデン。
「診断名ありでも相談OK」「営業なし」で、無理なく備える方法を一緒に考えてもらえました。
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まとめ|保険に入れなくても、安心のかたちはつくれる
- 診断名や通院歴で保険に入れないことは、実際にある
- でも「じゃあ終わり」じゃない。“できること”はまだある
- 自分たちの暮らしに合った備え方で、未来への安心を育てていきましょう