「療育に行ったほうがいいかもしれません」
保育園の先生にそう言われたとき、最初に思ったのは“どれくらいお金がかかるの?”という不安でした。
わが家の場合、「発達グレー」と言われながらも療育の必要性が出てきたのは3歳ごろ。
相談・通院・療育…と進んでいく中で、実際にかかった費用と、助けられた公的支援制度についてまとめます。
こんな方におすすめ
- 療育を勧められたけど、費用面が心配で動けずにいる
- 発達相談って無料?どこまでが自費?
- 補助制度や支援ってどうやって使うの?
発達相談や健診は無料で受けられるケースが多い
多くの自治体では、以下のような支援が無料で提供されています。
- 乳幼児健診(1歳半・3歳児など)
- 市区町村の発達相談(保健センター・子育て支援課など)
- 子育て支援センターでの簡易的な相談
わが家は、「言葉が遅いかも」と思って支援センターで相談し、保健師さん経由で無料の専門相談へつながりました。
専門機関での検査・診察は有料なことも
専門的な診断や発達検査は、費用がかかる場合もあります。
- 小児神経科の初診料:3,000〜6,000円前後(保険適用)
- WISCなどの発達検査:保険適用外で10,000〜20,000円のことも
病院によっては検査に半年待ち…ということもあります。早めに動けると◎です。
児童発達支援(療育施設)は就学前なら原則無償
厚生労働省の制度により、未就学児が通う児童発達支援は無償化されています。
(参考:厚労省公式)
ただし、
- 教材費(数百円〜)
- 送迎費(実費)
- 保護者用ノート・用品など
は施設によって自己負担が発生する場合も。
その他の見落としがちな支出
- 交通費(毎日の送迎・通院のガソリン代やバス代)
- 仕事の調整による減収(通院・療育での休み)
- 個別支援教材や絵カードなど自費で買うもの
療育は“無料”でも、周辺にかかる費用がじわじわ響いてくるのがリアルです。
わが家が助けられた制度・支援
医療費助成(乳幼児医療費制度)
- 多くの自治体で小学校入学まで医療費が無料または一部助成
- 専門病院での診察・薬代も実質0円になったケースあり
通所受給者証(児童発達支援利用に必須)
- 無償化の対象になるための「申請」が必要
- 市役所の障害福祉課などで手続き可能
- 対象者には「支給決定通知書」が届き、そこから通所スタート
その他|使えることを知らなかった支援制度
- 公共交通の割引(障害者手帳所持者+同伴者対象)
- 特別児童扶養手当(中度以上の発達障害が認定されると対象)
保険でできた安心もありました
療育や相談が増えると、「この先、もっとお金がかかるかも」と思うようになりました。
わが家では、保険ガーデンプレミア(保険見直しラボ)という無料相談サービスを利用して、
将来の医療費や学費に備えて「医療保障付きの学資保険」を検討。
無料相談サービスを活用しました
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まとめ|「お金が不安だから動けない」を減らす第一歩
- 発達相談や健診は無料で受けられる自治体が多い
- 療育は原則無償でも、周辺費用はかかることもある
- 医療費助成や各種制度の利用で、負担はかなり軽くできる
- 保険や貯金で備えることも、親としての安心につながる
「心配だけど、どうしたらいいか分からない」
そんなときこそ、まずは“知ること”から始めてみませんか。
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