
帝王切開になると「費用が高くなるのでは?」と不安になる方も多いですよね。
今回は、実際に帝王切開で出産した方の体験をもとに、かかった費用や医療保険でカバーできた金額の目安を紹介します。
出産育児一時金はいくらもらえる?

2023年4月から、出産育児一時金は50万円に引き上げられました。
この制度により、帝王切開・自然分娩にかかわらず、出産費用の一部または全額をまかなえるケースもあります。
※健康保険加入者(本人または扶養家族)であれば申請可能です。
帝王切開でかかる費用はどのくらい?

帝王切開は「医療行為」として扱われるため、健康保険の3割負担が適用されます。
とはいえ、入院期間が長くなる・個室代が加算されるなど、自己負担額が自然分娩より高くなる傾向があります。
一例:ある病院でかかった費用
費目 | 費用の目安(例) |
---|---|
入院費(約8日) | 約30万円 |
手術代 | 約10万円 |
麻酔・投薬など | 約3万円 |
個室代 | 約2万円 |
合計 | 約45万円 |
※金額は病院や地域によって異なります。あくまで一例です。
医療保険でどこまでカバーできる?
民間の医療保険に加入していれば、入院給付金や手術給付金が支給される可能性があります。
例えば、以下のようなケースも。
- 入院給付金:5,000円/日 × 8日間 = 40,000円
- 手術給付金:50,000円(契約による)
- 通算で約9万円の給付を受けられた例も
保険の内容によっては、10万円以上の給付を受け取れる場合もありますが、
加入している医療保険の契約内容によって大きく異なるため、事前に確認しておくのがおすすめです。
わが家が保険を見直したタイミング
わが家では「2人目を考え始めたタイミング」で医療保険を見直しました。
1人目が帝王切開だったこともあり、次もそうなる可能性があるなら早めに備えようと思ったからです。
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帝王切開でも安心するためにできること

- 妊娠前〜妊娠初期に医療保険を見直しておく
- 保険の「妊娠・出産に関する免責」などの条件を事前に確認
- 出産予定の病院の費用目安をチェックしておく
まとめ
- 帝王切開は保険適用となるため、自己負担を抑えられる
- 出産育児一時金(50万円)で費用の多くをカバーできるケースも
- 医療保険の給付でさらに自己負担を減らせる可能性あり
- 加入中の保険内容を見直し、事前準備をしておくのが安心