はじめに
妊娠中、出産に向けていろいろな準備を進める中で、
「帝王切開になったら費用はどのくらいかかるの？」
「保険でカバーできるの？」
と気になる方も多いのではないでしょうか？
帝王切開は健康保険が適用される医療行為 ですが、加入している民間の医療保険や生命保険によっては、さらに給付金を受け取れる場合もあります。妊娠中のうちにしっかり確認しておくことで、出産時の経済的な負担を軽減 することができます。
今回は、帝王切開と保険の関係について、事前に準備すべきことや給付金の受け取り方を詳しく解説 します！
帝王切開の費用と保険適用の仕組み
1. 帝王切開の費用はどのくらい？
通常の経膣分娩とは異なり、帝王切開は手術を伴うため費用が高くなる傾向 があります。
⚫ 帝王切開の費用（自己負担分）
- 健康保険適用後の自己負担額 → 約10万～15万円（※高額療養費制度を活用可能）
- 健康保険適用前の全体費用 → 約40万～60万円（病院によって異なる）
- 個室料金や食事代 → 自己負担（病院によって異なる）
保険でカバー出来て帝王切開で15万円の自己負担！
計画分娩の予定でしたが、急遽緊急帝王切開に。手術や入院の費用がかかり、自己負担額は約15万円でした。でも、加入していた医療保険から給付金が支給され、結果的に医療費の負担が減り助かりました！
2. 健康保険が適用されるポイント
帝王切開は、自然分娩とは異なり「治療行為」とみなされるため、健康保険の対象 になります。
✔ 健康保険適用のポイント
- 医療費の自己負担は3割 になる
- 高額療養費制度 を利用するとさらに負担が軽減される
- 出産育児一時金（50万円） を活用できる
妊娠中に確認しておきたい「帝王切開と保険」
1. 医療保険・生命保険の適用範囲をチェック
加入している保険によっては、帝王切開の手術や入院に対して給付金が支払われる 場合があります。
⚫ 医療保険の適用範囲
- 手術給付金（1回あたり5万～20万円）
- 入院給付金（1日あたり5,000円～1万円）
⚫ 生命保険の適用範囲（特約が必要な場合も）
- 女性疾病特約 → 帝王切開が対象となることが多い
- 入院特約 → 入院日数に応じて給付金が出る
医療保険の手術給付金がもらえた！
加入していた医療保険に帝王切開の給付金があったことを妊娠中に確認。手術給付金として10万円が支給され、出産費用の大きな助けになりました！
2. 妊娠中に保険に入れるのか？
妊娠中に保険に加入したい場合、注意が必要です。
- 妊娠前に加入している保険 → 帝王切開の給付金対象になる可能性が高い
- 妊娠中に加入する場合 → 妊娠○週以降は加入できない or 帝王切開が保障対象外になることも
妊娠発覚後に医療保険に入れなかった…ということがないように妊娠予定のある方は事前に保険の内容を確認しておくことをお勧めします！
帝王切開の保険給付金を受け取るまでの流れ
1. 事前に病院で診断書をもらう
保険会社に請求するためには、医師の診断書が必要 になることがほとんど。
✔ 申請に必要なもの
- 診断書（病院で発行してもらう）
- 保険会社の給付金請求書
- 領収書（医療費の支払い証明）
退院後すぐに保険申請！
退院時に診断書をもらい、すぐに保険会社へ請求。1カ月以内に給付金が振り込まれました！
2. 保険会社に請求する
加入している保険会社の給付金請求フォームや窓口から申請 する。
⚫ オンライン申請ができる保険もある → スマホで完結できて便利
⚫ 郵送で申請する場合は余裕をもって準備 → 診断書発行に時間がかかることも
まとめ
帝王切開は保険適用になるため、健康保険や民間保険をしっかり活用することで、費用負担を軽減 できます。
✔ 健康保険が適用され、自己負担は約10万～15万円
✔ 高額療養費制度＆出産育児一時金でさらに負担を軽減
✔ 民間の医療保険・生命保険で手術給付金が受け取れる可能性あり
✔ 妊娠前に医療保険に加入しておくのがベスト！
✔ 退院後すぐに保険会社へ申請するとスムーズに給付金を受け取れる
妊娠中のうちに、自分の保険の内容をしっかり確認しておくことで、万が一帝王切開になった場合でも安心！ 出産に向けて、保険の準備も忘れずに進めておきましょう。